1963年リベット打初期フレームの中古をベースにして、1967年に、モールトン城のSワークスにてモディファイされたものだそうです。もちろん、塗装もSワークスによるものだそうで、オリジナルのサファリグリーンです。ワイヤーのジョイント部分はこの時、はじめて考案され、後のAMシリーズ等に採用されています。制作者は、元レサーであり、Sレンジのスーパーバイザーであった、Jack Lauterwasser氏(緑本Stowawayと同じ制作者)です。ひと通り、各所、グリス入れ替え、整備調整し、タイヤは、新品に交換しました。走行感は、アルミリム等の軽量パーツ採用により、かなり軽快です。また、各部の消耗状態から推測すると、組み立てられてから、あまり距離を走っていないようです。
Sワークス スーパーバイザーJack Lauterwasser氏による、特別なStowawayです。

ヘッドマークは、年式の割にはきれいです。 ブレーキアーチは、GBスポーツMK3 マッドガードは、ブルンメルのプラスチック製となっています。

ミルレモのスチールコッタード+TAの52t ペダルは、リオター、チェンガード付きです。 リアのハブは、なぜが、SA/AW3速のボディーにFW4速のメカが組み込まれています。 ブルンメルのポンプが装着さていました。

ミドルモアの革サドルの状態は、良好ですが、タグにクラックが入っています。 GBのバー&ステム

特別なモデルの証し、通常モデルは、プッシュボタンが、下側にありますが、このモデルは、上側、六角レンチ穴が、プッシュボタンになっています。 また、ジョイント部分が、通常より、若干後側となっています。


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